1998 スキー練習会 レポート
日 程   1998年2月14日(土)〜15日(日)1泊2日
行 先   新潟県六日町ミナミスキー場
宿 舎   六日町セミナーハウス
主 催   あくてぃぶ群団(青年ボランティアグループ)
協 力   文京区社会福祉協議会・文社協ボランティアセンター
参加者   赤城香、赤城千紘、太田千紘、河村奈津子、御給賢、藤井健次、吉田達矢
      スタッフ2名

池袋→六日町
 11時5分の新潟行高速バスで出発。通常の観光バスに比べて座席の間隔が広くゆったりしていて、添乗員がお茶のサービスしてくれ快適でした。車内で軽く昼食をすませたところで、上里サービスエリアで休憩。その後、関越トンネルを抜けると雪が降っており、みんな「スキーをするぞ」と意気込んでいました。かなりスピードを上げていたせいか、予定よりも早く14時前に六日町インターに到着しました。すでにスキー場のバスが待っており、ミナミスキー場へと向かいました。
足慣らし
 山ろくロッジで着替えをして、スキーをする準備をしました。雪が小降りだったので、15時頃から1時間程度ウォーミングアップをすることにしました。地元で保母をされている岡崎さんと林さんが一緒に滑って下さることになっており、河村・御給・藤井の3人が早速保母さんと一緒にリフトに乗り、上の方へ向かいました。残りの6人は下の方で「トン・トン・パ」の練習をして足慣らしをしました。
セミナーハウス
 16時15分にスキー場のバスで宿舎へ移動。あたり一面真っ白で、建物は1メートル以上も雪に埋もれており、入口にはいるまで何度も足が埋もれてしまいました。というのも前回の利用は1月中旬で、普段はほとんど使われていないようでした。とはいえ、暖房は十分設備されている上、宿泊室は40畳の大きな部屋でゆったりしていました。
夕食
 食事は自炊のため、保母さんに車を出してもらって田名網さんが食材の調達に行きました。ところが、ネギ、キャベツ、リンゴ、白菜など段ボール1箱分も保母さんから提供していただきました。厨房には食器などが整っており、赤城さんの姉と田名網さんの2人で夕食作りをしました。昼食が少な目だったせいか、みんな夕食が待ち遠しかったようです。メニューはすき焼きで、うどんが2玉、ご飯が7合もあっさり平らげてしまいました。調理した2人は9人分もの食事を作るのは初めてとのことで分量の調節に戸惑ったようでしたが、2人で作ったあたたかい食事は「とてもおいしい」と誉められるほど上出来でした。後片づけは、御給→吉田→藤井の3人の流れ作業でスムーズに洗い物をしました。
花火
 お風呂は、体格のいい御給・藤井・吉田の3人が一緒に足をのばせて入れるほどほど広く、ゆったりくつろげました。入浴後、外は氷点下の世界でとても寒かったのですが、真っ白な雪の中でカラフルに輝く花火を楽しみました。
差し入れ
 山の中にも関わらず、1階の食堂にあるテレビではオリンピックの模様を見ることができました。なんと、夜食に保母さんからケーキを20個も差し入れをしていただき、もうみんなでびっくりでした。さらに、田名網さんからはバレンタインのチョコレート(ブランデー入り?)をプレゼントしてもらい、贅沢な一夜を過ごしました。
2日目
 天気は雪、宿舎はさらに埋もれていました。バスが10時に迎えに来て下さり、スキー場で片桐さんと小林さんの2人の保母さんと合流しました。河村・御給・藤井の3人は保母さんと一緒にリフトにたくさん乗ってみっちり猛特訓。残りの6人も早速リフトに乗って上の方で練習をしました。日曜日にも関わらずリフトは混雑することなく、存分にスキーを楽しめました。年末のスキー講習会で指導してくれた繁田さんが、ぎこちなく練習をしている我々を見つけて声をかけてくれました。繁田さんはこのスキー場でインストラクターをされており、今度来るときは連絡を下さいとのことでした。スキーをするのはまだ2回目という田名網さんもスイスイと滑れるようになりました。
六日町→池袋
 帰りのバスは新潟始発なので遅れるとのことでしたが、16時5分過ぎにバスが到着。しかし、関越トンネルの手前で20分も停車したままになる上、赤城インターまではのろのろ状態でした。備え付けのヘッドホンで古めかしい音楽をききながら時間をつぶしていましたが、往路は1時間しかかからなかった上里サービスエリアまでが4時間40分もかかり、結局池袋に到着したのは22時45分でした。
お礼
 今回のスキー練習会では、スキー場への移動には山ろくロッジにバスの送迎をお引き受けいただき、スター高原ホテル支配人の五十嵐さんにはリフト券の割引・レンタルスキー手配をしていただきました。また、六日町教育委員会にはセミナーハウスの利用を快諾して頂くとともに、六日町社会福祉協議会を通じて町の保母さんにもご協力いただき、多くの地元の方々のご理解・ご支援のもとにスキーを楽しめました。